たかが巻き爪、しかし、私にとっては人生を変えてしまった疾患でした。

私が両足の親指に異常を感じ始めたのは、小学校3年性くらいの頃だと思います。

 

母に、指が痛いと訴えたのでしょう、母はすぐに私を病院に連れて行ってくれました。

そこは、皮膚科でした。 行き始めた初期などはよく覚えていませんが、とにかく頻繁に通院していたのを覚えています。

 

巻き爪で化膿し、爪の横の肉はジクジクと真っ赤に腫れ上がり、立っているだけで痛みがありました。 皮膚科では、洗面器に満たした消毒液でよく洗い、湯船に足を付けないよう指導されました。

 

常に両足を上げて浴槽に浸かる生活を、ずっと続けていました。

そして、プールの授業は全て欠席・・・。 通常の体育の授業も、痛みでまともに走れないのでままなりません。 体育の成績は常に底辺でした。

 

そして、化膿が酷くなると、皮膚科で患部をドライアイスで焼かれるのです。

もちろん麻酔などはなく、かなりの激痛を耐えました。

 

それは、一度では無く、何度か行われました。 今となっては、その無意味な治療に対して疑問と不信感しかありません。

一年ほどその様な状態が続いた後、何故か母は総合病院の外科に連れて行ってくれました。

 

その後は直ぐに爪の切除手術が行われ、嘘の様に症状は治まっていきました。

それまで、自分はずっとこの足(当時は爪の仕業とは思わず、ただ爪の間にばい菌が入ったのだという認識でした)と付き合って行くしかないと思っていたのですから、それはもう、嬉しかった覚えがあります。

 

でも、私はそれからも運動への苦手意識は拭えず、オーバーサイズの靴を履き続けた足の形は不恰好で、今も靴選びには悩みます。

もっと早くに適切な治療が受けれていたら、今とは少し違った子供時代を過ごしたのかな、と感じる時があります。

 

何より、私の事で気を揉む故に、医師の言う通りに無為な治療を受けさせた事を、母が悔やんでいなければと思います。

小さな手術痕はありますが、全く再発もせず健やかに過ごせている事に、とても感謝しています。

 

私は小さいころから巻き爪でいつも靴を履くと親指の先がとても痛かったです。

またバスケットをしていたので、いつも爪に負荷がかかっていて巻き爪部分が膿むようになっていました。

 

その為小学生の時に巻き爪の手術を受けました。

今であればほとんどの治療が針金などで巻き爪部分を伸ばし痛みを緩和させるものですが、私が小学生のころは爪の切除が治療の主流でした。

 

爪の切除手術は今思い出しただけでも鳥肌が立ちますが、足の親指に輪ゴムをして血を止め、パンパンに腫れあがった指に直接麻酔の注射をし、足の爪の生え際から爪を取り除くという内容でした。

その為抜糸に一か月くらい時間がかかりとても不便な毎日を過ごしていました。

 

お風呂に入る時も常にビニール袋をして水がかからないようにします。

また毎日消毒に病院に通いました。

ずっと続けていたバスケットもその期間はお休みをしていました。

 

でもそこまでしても治療をしないといけないほど、私の巻き爪は重症で同じ部分を合計で3回も手術をしました。

私は足の右親指の左側と、左親指の左側をそれぞれ3回手術しました。

 

手術から15年余り経過していますが、現在も場合によっては痛みがあるときもあります。

また切除していない側の爪も年々巻きがひどくなっています。

 

その為また治療をしなければいけないなと思っています。(今度治療する時は切除手術ではなく、針金で爪を伸ばす治療がしたいと思っています・・・。)

ですが、巻き爪を治療したことでいまではヒールを履くことが出来ます。

 

もし小さい頃に治療していなかったら、きっとヒールはおろか靴を履くのも痛いままで、ましてやスポーツなんて絶対にできなかったと思います。

痛い思いをしてでも小さい頃に治療をしておいてよかったと思っています。